「カホンを自作するのって、時間がかかりそうだなぁ」
そう思われる方が多いかと思います。
実際に私が開催しているカホン作りワークショップも4時間をかけてじっくり完成させていきます。
(余談ですが、第一回目のカホンづくりワークショップでは工程がまとまっていなかったので1人目のカホンの完成が7時間後でした・・・)
自分で材料を調達して自作される方の多くが2日間をまるまる使って完成させたりと、なかなか骨のある作業であることは間違いありません。まあ、楽器を作るのですからそれぐらいはかかりますよね。
今回は、そんな時間がかかる楽器作りを、キットにすることで失敗無く1時間半で完成するように製品化できた秘密を公開します!
目次
カホン作りは、本来「4時間」のドラマである
あいはらの木のワークショップは、およそ4時間をかけて開催されます。 木材を選び、構造を学び、一工程ずつ丁寧にボンドを塗り、ネジを締め、そして音を調整する。
この4時間は、参加者の皆さんが「木」と対話し、自分だけの楽器に魂を込めるための、非常に濃密で贅沢な時間です。
しかし、いざ「自宅で一人で作る」となったとき、この4時間を高いクオリティで維持するのは簡単ではありません。途中で手順に迷ったり、集中力が切れてしまったり……。
そこで私たちは、400人以上の手元を見守ってきた経験を活かし、「ワークショップの4時間の本質を、いかに1時間半のキット体験に凝縮するか」に挑戦しました。
2. 400人の「迷い」を削ぎ落とした、1時間半の最短ルート
4時間のワークショップでは、参加者が「ここ、どうすればいいですか?」と手を止めるポイントがいくつかあります。
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板の微妙なズレの修正
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ネジの下穴開けの微調整
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弦の当たり具合の試行錯誤
これらは講師がいれば「学び」になりますが、自宅での自作では「挫折の原因」になりかねません。 私たちは、400人以上の「迷い」のデータを分析し、「初心者が一人でやると時間がかかるが、楽器の性能には妥協できない部分」を、あらかじめキット側で解決しておくことにしました。
なぜ「1時間半」でプロ級の音が完成するのか?
「時間が短い=手抜き」ではありません。むしろその逆です。 1時間半で完成させるために、材木屋として、そして講師として、徹底的な「事前の準備」を施しました。
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「測る」時間をゼロに: ネジ穴や接合部は、「正解の位置」に加工済みです。皿取り加工もされておりプラスドライバーと木工用ボンドだけで作れるようにしました。
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「迷う」工程をシンプルに: ワークショップで最も質問が多かった工程を、物理的に「それしかできない」構造に設計変更しました。
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「美味しいところ」だけを残す: 自分の手で組み立て、箱が形になり、音が鳴る。そんなものづくりの「醍醐味」はそのままに、単純作業や修正作業だけを大幅に短縮しました。
4時間の「情熱」を、忙しいあなたの週末へ
4時間じっくり楽しむワークショップの良さは、もちろん代えがたいものです。 しかし、「まとまった時間は取れないけれど、本物の楽器を自分の手で作りたい」という方も多いはず。
あいはらの木のキット「想-OMOI-」は、400人以上と過ごした延べ1,600時間以上の知恵が詰まったパッケージです。 私たちがワークショップで4時間かけてお伝えしている「感動のポイント」を、1時間半のギュッと凝縮した体験としてお届けします。
1時間半後、あなたのリビングはステージになる
ワークショップでの4時間は、最後の一音が出た瞬間の拍手で終わります。
キットなら、週末のちょっとした空き時間で、その「拍手喝采の瞬間」にたどり着くことができます。
400人以上のワークショップから生まれた設計が、今度はあなたの自宅で、理想の音作りをサポートします。 さあ、1時間半の「自分へのご褒美」を始めてみませんか?













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