「あいはらの木」の代表、土橋です。
おかげさまで、私が開催するカホンづくりワークショップは、募集を開始するとすぐに満員御礼となる看板イベントになりました。
これまでに、小さなお子様からご年配の方まで、400名を超える方々と一緒にカホンを作ってきました。
実は、このワークショップと並行して、私たちはカホンの作り方をこのサイトで全公開し、図面も無料で配布しています。
「作り方を教えたら、キットが売れなくなるのでは?」
「図面を配ったら、みんな自分で材料を揃えてしまうのでは?」
よくそう聞かれます。しかし、現実は逆でした。図面を公開すればするほど、私たちの「カホンキット」を選んでくださる方が増えているのです。
今日は、なぜあいはらの木のキットが「自作」よりも選ばれるのか。400人以上の参加者の手元を見続けてきたからこそたどり着いた、「失敗の入り口を塞ぐ設計」の秘密をお話しします。
目次
400人の「手が止まった瞬間」を私は見逃さなかった
ワークショップの講師をしていると、参加者の皆さんの手が止まる「一瞬」があります。
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「ボンドを塗ったけれど、板が滑ってズレてしまう」
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「どこが直角なのか、目視では自信が持てない」
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「ネジを締めたら、板にヒビが入ってしまった」
これらは、図面やマニュアルを読んだだけでは決して解決できない、「人間の手の動き」が生み出す誤差です。
私は、参加者の皆さんがどこで不安になり、どこで失敗しそうになるかをすべて記録してきました。そして、その「困った」が起こる前に、物理的に防ぐことができるよう、キットの設計を何度も何度もアップデートしてきたのです。
材木屋だからできる「コンマ数ミリ」の引き算
カホンは「木の箱」ですが、ただの箱ではありません。空気を震わせる「楽器」です。 楽器として最も大切なのは、「気密性(空気が漏れないこと)」。
多くの人がホームセンターのカットサービスを利用して自作に挑戦しますが、実はホームセンターのカット精度(通常±1mm程度の誤差)では、カホンとしては致命的な隙間が生まれてしまうことがあります。
あいはらの木のキットは、材木プロが用大型機械であるパネルソーを使い、1/10mm(コンマ数ミリ)単位の精度で加工しています。
「誰が組み立てても、ピタッと吸い付くように直角が出る」 この精度こそが、400人が全員、その日のうちにプロ級の音を鳴らして帰れる最大の理由です。
「道具の壁」を設計で乗り越える
本格的にカホンを作るなら、通常は大きな「クランプ(締め付け工具)」が複数必要です。しかし、一般のご家庭でクランプを何本も揃えるのは現実的ではありません。
「道具がないから作れない」という方を一人も出したくない。
その想いでたどり着いたのが、上に重しを載せるだけに最適化された現在の設計です。
特別な道具がなくても、ボンドと重しだけで、プロがクランプで締めたのと同じだけの強度と気密性が出る。この「手順の簡略化」も、ワークショップ現場での試行錯誤から生まれた、私たちのキットだけの強みです。
本当にボンドだけで強度は大丈夫なのか??と疑問に思う方も少なくありませんが、全く問題ございません。
木工用ボンドできちんと接着された木材は、無理にはがすと、接着部分ではなく木目の部分からはがれるほどに接着の強度は強いのです。
さらに、打面と背面の板によって面で強度を出しているのもポイントになります。建築業界でいうところの構造用合板で家の強さを出しているのと理屈は全く変わりません。
私たちが売っているのは「板」ではなく「成功体験」です
正直に申し上げます。 図面を見て、ホームセンターで安い合板を買い、自分でカットすれば、私たちのキットより安く作ることは可能です。
しかし、楽器に適さない木材を選んでしまったり、カットのズレで低音がスカスカになってしまったりするリスクも隣り合わせです。せっかく時間をかけて作ったのに、納得のいかない音になってしまう……。それほど悲しいことはありません。
あいはらの木のキット「想-OMOI-」には、400名以上が証明してくれた「成功のルート」が詰まっています。
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材木屋が厳選した、4万円クラスの高級楽器に使われる「シナ共芯合板」
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誰が作っても隙間ができない超高精度なカット
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現場の質疑応答から生まれた、迷わせないマニュアル
私たちは、単に材料を売っているのではありません。 「一生モノの相棒を、自分の手で完成させるという最高の感動」を、失敗のリスクなしに届けること。それが私の役割だと考えています。
まずは「失敗しないコツ」を知ることから始めてください
「それでも、やっぱりまずは自分で挑戦してみたい」 「自分の手でどこまでできるか試してみたい」
そんな方を、私は全力で応援します。 400人のワークショップで伝えてきた「図面には書けない、プロだけが知っている組み立ての隠し技」を、無料のメール講座にまとめました。
この講座を読んで、「これなら自分で材料から揃えられる!」と思えばぜひ挑戦してください。もし、「やっぱり確実な成功が欲しい」と思えば、その時は私たちのキットを頼ってください。
あなたの「想い」が、最高の一台として形になることを願っています。













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