材料のカットを手で適当に行うと、ぴっちりとしたカホンが出来ません。
私も最初は手持ちの工具で材料のカットを行っていたのですが、どうしてもズレが出てしまい組み立てが上手くいきませんでした。
1㎜もズレるとかなりガタガタになります。奥行方向にズレが出ると、ちゃんと打面と背面がくっつきません。
ここでいう適当な方法とは、手で切るノコギリや電動丸ノコ、ジグソーなど自分で工具を動かしてカットする方法の事をいいます。これらはやめておいた方が良いです。
なぜなら自分の手をともなうものは、同じ寸法、同じ角度、直線カット全てが正確にならないからです。
すなわちカホン作りの最初の「清く正しいハコ」を作る工程が上手くいかなくなります。
カットはプロに任せよう!
カットにはパネルソーと呼ばれる大型の機械を使いましょう。
一般の方であればホームセンターのカットサービスにお願いしてください。
下の図の順番で切ればズレない!
その際にカットする順番を指定すると良いです。特にカホンの縦幅と横幅がずれない様にしてもらいましょう。
下の図の順番でカットしてもらうと基本的にずれは起こらなくなります。
カット担当の方の中にはカットのたびに「長さを決めるもの」を動かす事があると思います。
しかしながら、これはあまり動かさないほうがよいです。1度動かすと再び正確に同じ位置に固定するのは困難です。
この長さを決めるものを動かさず切ってもらえさえすれば、材料のズレは発生しません。
そのためにも上の図の順番でカットしてもらいましょう。重ねてカットできるものは重ねてカットしてもらったほうが良いです。
ちなみに、15㎜だと3枚重ねまでが理想的です。なぜならパネルソーによっては4枚目にまで刃が届かない物があるからです。
私は適当にやって結構な数の材料を無駄にしてしまいました……
材料のカットはプロに任せましょう!
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