目次
楽器経験ゼロの方から一番多い質問に、正直に答えます
「カホンって、自分でも本当に作れるんでしょうか?」
あいはらの木のカホンキットについてお問い合わせをいただく中で、
一番多いのがこの質問です。
特に多いのは、
-
楽器を作ったことがない
-
DIYもあまり経験がない
-
音が出なかったらどうしよう
という不安を持っている方。
結論から言うと、初めての方でも、ほとんどの方が無事に完成させています。
ただし、いくつか「事前に知っておいた方がいいこと」もあります。
この記事では、
実際に長年ワークショップを開催してきた立場から、
できること・できないことを正直にお伝えします。
実際、どんな人が作っているの?
これまでカホンづくりのワークショップには、
-
楽器未経験の大人の方
-
工作をほとんどやったことが無い方
-
親子参加(お子さんがメインで作るケースも)
といった方が多く参加されています。
参加前はみなさん口をそろえて
「ちゃんと作れるか心配で…」と言われますが、
完成しなかった方はほとんどいません。
「思っていたより難しくなかった」
「ちゃんと音が鳴って安心した」
という感想がとても多いのが正直なところです。
「作れる」と「上手に作れる」は別
ここは大事なポイントなので、正直に書きます。
-
組み立てて、音が出る状態にする
→ ほぼ全員できます -
最初からプロのような音に仕上げる
→ それは難しいです
ただ、カホンは
作って終わりではなく、叩きながら音が育っていく楽器です。
最初は少し硬い音でも、
使っていくうちに音が変わっていくのもカホンの楽しさのひとつです。
失敗しやすいポイントは、実は決まっています
ワークショップで見ていると、
つまずきやすいポイントはだいたい同じです。
例えば、
-
ネジを締めすぎてしまう
-
音の調整を一度で決めようとする
-
「これで合ってるのかな?」と不安になる
逆に言うと、
そこさえ気をつければ、大きな失敗にはなりにくいということでもあります。
初めての方が一番つらいのは、
「これで大丈夫なのか分からない」という状態です。
ワークショップでは、なぜ完成できるのか?
ワークショップで完成率が高い理由は、とてもシンプルです。
-
失敗しやすいポイントを事前に伝えている
-
迷うところで声をかけている
-
「やり直していい部分」と「触らない方がいい部分」を分けている
つまり、コツを知っている人がそばにいるだけで、
難易度はかなり下がります。
このカホンキットは、
そうしたワークショップで実際に使っている設計と同じものです。
「家で一人で作るのが不安」という方へ
「ワークショップならできそうだけど、家で一人は不安」
という声もよく聞きます。
それは、とても自然な感覚だと思います。
だからこそ、
-
どこで迷いやすいか
-
どこは気にしなくていいか
を事前に知っておくことが大切です。
不安なのは、向いていないからではありません。
情報が足りないだけです。
そんな方のために、ご購入いただいた方には組み立ての説明動画も詳細な組み立て説明書もご用意しています。
初めてでも大丈夫。ただし…
初めてでもカホンは作れます。
これは、実際に多くの方を見てきた中での率直な答えです。
ただし、
-
完璧を目指しすぎないこと
-
分からないところで立ち止まっていいこと
この2つは、ぜひ覚えておいてください。
カホンづくりは、
「上手に作る」よりも
「音が鳴った瞬間を楽しむ」ことが大切な楽器づくりです。
あいはらの木のカホンキットはコチラで購入できます。












コメントを残す